iPlanningのしごと / Our Works

施工の流れ

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プラン例/PLANS

プラン例 case01

こちらのポイントの一つは、門柱が完全に自社仕事であるという点です。
自分たちでブロックを積み上げるところから製作を始めました。
デザインとして、積み上げたブロックにベルアート(仕上塗材)をまずは左官で大きく塗り、あとは鏝(こて)で細かくクシュクシュと模様付けしていきました。
仕上げに門柱の足元にはモザイクタイルをはり、門柱のワンポイントとすることで、見た目にも少し柔らかなイメージをアピールしています。

作業面で大変だったのは、階段・アプローチの部分と、土間のスリットの芝生です。
階段・アプローチについては図面通りに作業するのが難しかったのですが、土間のスリットもなかなか細かい作業でした。
土間のスリットには芝生を敷き詰めているのですが、芝生を敷く前にスリットに土を入れる必要があり、土間が汚れるので極力綺麗な仕上がりにするためのマメな清掃と丁寧な作業が必要でした。
さらに、細いスリットのサイズに合わせて芝を切って形を整形する必要があり、またスリット幅はかなり細めをご要望だったのもあって細かい作業となりました。

最後に、ベタピンでの見切りに加え、道路面に近い部分については洗い出しを行ってデザインのアクセントにしました。

プラン例 case02

玄関アプローチの基本デザインは、平板とベタピンとの組み合わせでレイアウトしました。
門柱はLIXILのウィルモダンを使用。
表札はガラスサインで、周りに仕込まれているLEDにより夜はおしゃれに輝いて見える逸品です。

この工事の一番のポイントは、門柱の横にあるメーターBOX部分。
メーターBOXに合わせて平板を加工する必要があり、その加工はミリ単位にまで及びました。
縦の目地を合わせるために90mmのベタピンの角を切って形を整えるなど、手先の器用さがかなり求められる作業が多くありました。

また、家と家の境界を通常のブロックではなくレンガ塀にて区切りました。
塀をレンガにする場合、ブロックほど幅を取らないので敷地をより広く使うことができ、また見た目もブロック塀より温かみのある塀にすることができます。
更に、両手でしっかり持たないといけないブロックに比べ、片手で容易に持ち運び出来るレンガの方が、狭くなった箇所での作業などは非常に行い易いというメリットもあります。

しかしレンガ塀の作業は、目地が乾くスピードがかなり早くなるため、繊細さを保ったままでのスピード勝負。
よりテクニックが必要な作業となるので、職人にもより高技術を要求することとなりました。

更に、2015年の猛暑が一番酷いお盆前ということもあり、アプローチに使用した平板の黒い方などは太陽の熱をたんまり吸収し、持つことができないほどの高熱を発していることもあるなど、作業も大変でした。

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